電子部品について③ ~電子部品の種類(後編)~ 前回に引き続き、電子部品の種類と働きについて、簡単に説明します。 今回は半導体部品についてです。 Q)半導体ってなんだっけ? A)念の為説明します(そんなの知っとるわい!という方は読み飛ばしてください)。 絶縁体と伝導体はご存知でしょうか。 絶縁体はその名前の通り、電気を通しにくい物質のことです。 代表例として、ゴム、ガラス、木などが絶縁体に分類されます。 対して伝導体は電気を通しやすい物質のことです。 代表例は銅や鉄などの金属類です。 では半導体とは? 大雑把に言うと絶縁体と伝導体の中間にあたる物質です。 代表例はシリコン、ゲルマニウムなどです。 電流を通したり通さなかったりすることが出来る物質です。 *ダイオード*
この部品の働きというか性質は電流を一定方向にしか流さない性質があります。 巷でうわさのLEDも別名、発光ダイオードといって実はダイオードの一種です(↓これが基板で使われているLEDです)。
ただ、ダイオードは決まった方向にしか電流を通さない為、逆向きに設置してしまうとえらい事になります。ご注意ください。 *トランジスタ*
信号を増幅させることが出来ます。 …って言われてもなんのことかさっぱりですよね^^; 簡単に説明すると、小さな電流で大きな電流をコントロールすることが出来る部品です。 増幅というと、電流が大きくなることと思ってしまいますが、実際は違うのです。 水道の蛇口のような役割と思うと分かりやすいと思います。 バルブをひねって水の量を調節するイメージです。 これにてこのコラムは終了です。(計4種しか部品紹介出来てませんけど…) 次回から新しいコラムが始まりますので宜しくお願いします。 ありがとうございました。
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